明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

おんな城主直虎/第22回 感想

ブコメ全開。もちろんそれ以外の要素もある。が、ラブコメに全部持って行かれてしまいまいました。

  • 龍雲丸にうっかり直親を重ねてしまったのと煩悩が渾然一体となり、大変なことに。実は武家の出らしい→なぜ盗賊団の頭なのか→もしや亀と同じように出奔したのかも……と妄想が広がる。でも、妄想の行き着いたところがしのの「すけこまされたのです!」だったあたり、複雑。
    そんなこんなで「あれは亀の代わりだから」という己の中の大義名分を作った直虎。
  • たけさん、全力でお世話のしがいがある年若い姫、高瀬ちゃんがやってきて楽しそう。確かに直虎はトウが立ってるし、もうあれこれ心配しなくちゃいけないような姫様じゃないもんね。
  • 酒癖悪いよ、殿。酒の力で煩悩が暴走してるよ。しかしストレートに「我のものになれ」は大河のヒロインとしては相当に斬新だった。
  • やっぱり直虎の好みのタイプは、直親といい龍雲丸といい無意識系すけこましなのかもしれない。とすれば、やはり政次に望みはないのかも。直虎の側からすると、最期の時も恋愛感情なんぞはるかに超越した、魂の友として迎えるのではないかと。政次はその時どう思うのか。多少告白めいたことを言うかもしれないけど、その先はどうなるのか。

回想シーンの直親を見ていて、この人、人当たり良くて戦術家だけど戦略はダメだったんだと改めて思いました。とすれば、どちらにせよ城主を続けるのは厳しかった。いや、家老の政次と二人で一組なら大丈夫だったかな。と、1話からのあれこれを思い出すと切なくなりました。