明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

100円ショップのお買い得品

100円ショップの品の代表格といえば、文房具やキッチン用品だけど、個人的に一番お得感があるのは、手芸コーナーのはぎれだと思っている。万人に必要な文房具なんかと違って、縫い物をしない人には全く意味無しの品だけど。

はぎれは2種類あって、50cm角ぐらいのプリントと、長さ90〜100cmの無地。で、お得感があるのは無地の方。全部が全部良いわけではないが、7割くらいは普通の手芸屋では絶対100円では買えないクォリティの生地だ。なんせ相手はぎれだから一期一会、次に来たときには絶対同じものは売ってないので、見てさわってピンと来た生地はつい買ってしまう。スーパーの手芸売り場の生地よりいいブツをゲットできた日は勝負に勝った気がする(って、勝負の相手は誰なんだよ)。もう押し入れに何枚入っているか、恐ろしくて数えられない。みかん箱換算で3箱分くらいはあるはず。私は100均布のコレクターか。古布の着物地とかアンティークレースとか、北欧ファブリックとかなら、布コレクションも立派な趣味と言えるんだろうけどさ(泣)。それでも買った布をばんばん消費できれば別にいいんだが(まあ100円だし)、買う速度に作る速度が追いつかないのが問題です、はい。

 

よく行く店の物は、このどちらかのタグがついている。キッチン用品などは中国製が当たり前の100均グッズだが、タグによれば日本製ということになっている。

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前々からなんとなく気になっていたので、社名でググってみた。

佐野屋糸業株式会社は社名だけであっさりヒットした。

【楽天市場】ビーズ・パッチワークキルト・毛糸など手芸材料を数多く取り揃えています:あっと クラフト[トップページ]

楽天にお店があったのね。手芸分野で100円ショップの商品を作っていて楽天に出店している会社といえば、編み物する人ならきっと誰でも知っている、ごしょう産業があるが、こちらはメーカーではなく手芸用品全般を扱う大きなお店のよう。

中村商店ググると、さまざまな業種の会社や商店がでてくるものの、繊維関係や手芸店は見当たらない。でも、ぐるぐる巡っていたらこんなページに行き当たった。

一般社団法人 静岡県繊維協会

(一社)静岡県繊維協会は、浜松市を中心とした県西部地域の繊維関係団体等の連携を通じて、繊維産業の育成や発展を図るため昭和18年に設立された団体で、県・市等の支援を受けながら、地道な地域産業支援の活動を行っています。 

浜松といえば楽器とうなぎだと思ってた。繊維の町でもあったんだ。 100円ショップには工場の残反なんかが出ているんだろうか。

アホのように買い集めた生地でバッグや小物、服も縫っている。

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本体に100均はぎれ使用。自作すると、自分の必要なサイズぴったりにできるところがよいのだ。