明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
ギリギリ松の内です。

去年は、直虎の感想しか書いてませんでした。今年はもうちょっと別のことや、大河以外の見た物についても書きたいし、読んだ物の記録も残しておきたいです。

ということで、昨日見たテレビの感想。「精霊の守り人」は一昨年の最初から1回も欠かさず見ております。昨日の第6回「戦下の別れ」の戦シーンが凄まじかったので、忘れないように書いておきたくなりました。

原作読んだ時の私の想像力なんてゴミでした。草兵(新ヨゴ国で強制的に召集された農民の兵の呼び方)が何にもできずに塹壕の中で右往左往してるところを、蟻の行列を踏み潰すかのように蹂躙していくタルシュ軍。なんとなく何年か前のNHKドラマ「坂の上の雲」の旅順や203高地が思い出されました。あの時もテレビドラマでもここまでの描写をするのか、と見入りました。が「坂の上の雲」の原作は大人を対象とした小説だけど「精霊の守り人」の原作は一応子供向け。NHKは割とこういうところ、逃げないできっちりやります。やっぱりスポンサーなしの局は必要だと思う。
新ヨゴ国の帝や偉い人々が集まった場で、敵に街を取られる前に焼いてしまおうって決める場面。確かに戦術としてそれはありだけど、井伊の殿なら同時に住民に「持てるだけの物を持って隠し里へ逃げろ」って言うよね。帝に特別な力なんて無いのを全員わかっていても、誰も口にしないどころか責任逃れの道具にする。
冒頭でバルサとチャグムの未来を見据えた別れが清々しかったぶんだけ、新ヨゴ国の終末感がしんどかったです。

「西郷どん」の第1話も見ました。いかにもやんちゃ坊主な感じの子役がいっぱいわちゃわちゃしてて、一見明るい雰囲気。でも身分や男女の差別がどーんとあって結構重かった。