明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

おんな城主直虎/第26回 感想

井伊家と家臣団はなんだかんだあっても、みんな揃って同じ方向見ているし、殿のために骨身を惜しまない、という感じになって何週も経ちました。最近この安定感みたいなものに慣らされて、見終わった後に書かずにいられない衝動性が不足中です。でもその分、もうすぐやってくる『その時』が重く感じられるんだろうな。

  • 龍雲丸の思考がお家再興にいかないのは、なぜなのか。城なんかがあるからダメなんだという理屈、分からなくもないけど、何か足りない気もする。武士になるかどうかは別としても、城と運命を共にしたらしい父上について、どう思っていたのか。脇役だし、これ以上掘り下げられることはないのかな。
  • 政次の「お前はどこの領主だ」や打掛の裾を踏んづけて転ばせるところや、直虎の踏まれた打掛を脱ぎ捨てて去ろうとするも、わざわざ引き返し「お下知には背かぬ」と言うところ。人前なのに、すっかりおとわと鶴になってる。もう今更ホントのところをばらしても、誰も驚かない気がする。
    直接自分とこには関係ないけど走り回る直虎は、竜宮小僧の次郎法師を見るようだった。
  • 中村与太夫はじめ気賀の町衆、仲間割れ展開になるとは。どちらの派閥からも仲間はずれの中村屋さんが、何かかわいい。
    直虎が双方をどうにかまとめたが、城主になる大沢様と上手いこと交渉できるのだろうか。そもそも商人が好き勝手やってるから城を作る話になったのに。と、思ってたら方久がとんでもないことを言い出した。
  • 高瀬には聞かせられない庵原様のくせって何なのさ?

予告の荒れ狂った氏真ぼっちゃまが、もしかしたら武田より恐いです。