明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

おんな城主直虎/第16回 感想

気がつくといつの間にか勢力図というか、人の心が変わりつつあるのに、わかってないのが殿だけになってしまいそう。

  • 中野は以前に写経の件で直由が政次に対して「かわいいところもあるではないか」と言ったぐらいなので、直之も同じように自分の目で見た政次を受け入れるのだろう。
  • 六左は考えてみればなつの兄上だった。なつが政次を肯定的に見るなら六左も同様であっても不思議じゃない。
    政次が雑巾で六左の顔を拭いて頭に乗せるシーン、真面目な顔して悪ノリしすぎだが、そういうことをやっても大丈夫な関係性になっているともいえるか。
  • そしてしの。「あまり噛み付いていると頼りをなくす」という政次の言葉を虎松の手習いの一件で受け入れた。嫌々ながらでも、政次の言うことに従ってみた、というのはすごい進展じゃないか。
  • 翻って、直虎が政次を拒否する様子は、ほとんど子供の喧嘩レベルになってきました。
  • 「噂を広めてくれたら今日のお代は要らない」という方久。この場面を見てたら、単純な損得で裏切ることはなさそうな気がしてきた。万が一、手切れがあるとしたら、直虎が真っ当な銭の犬でなくなる(お金の力を軽んじる)時だけじゃないかと。

トーリーとは関係ないですが、私の愛用している100均ハギレのラベルには浜松市の会社が記されています。
綿100%か、綿にポリエステルやポリウレタン少々の混紡で日本製と表記。湯のし前の「きばた」もあるので、多分工場の残反を1m前後に裁断したものじゃないかなと想像してます。意外なところに歴史を感じました。