明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

おんな城主直虎/第14回 感想

 こんなに前向きな感じで終わった回はなかったのではないでしょうか。

  • だが、しのは相変わらず。祐椿尼への対応もあんまりで、正室の役割も井伊の未来も何にも考えてなさそう。直虎、直親との三角関係についてはしのに同情する。が、母がこんな情けない有様では、虎松がかわいそうとは思わないのか。
  • 方久をどこまで信じられるか問題。直虎は「目の前の借金より、先々まで考えろ」と百姓たちに言った。
    瀬戸と祝田は方久の所領になったから、きちんと年貢が取れるように百姓の面倒を見る。褒美の金で魚を買ってわらしべ長者よろしく解死人から成り上がった男だから、目先の小金より10年20年先の富を取るだろう。ってことで方久に良心があろうがなかろうが、信用は案外できるんじゃないかと思う。直虎が方久の善意は信用してなくても、金への嗅覚は信用してるところは現実的でよかった。
  • 六左衛門が仲間になった!
  • 最後のシーン、政次と禰宜のやり取り「知っておる、昔から」の微妙な間に萌えたのは当然のこととして……
    政次に言いたい! 政の苦労を経験した直虎なら、最初からきちんと説明すれば分かってくれるよ。直虎の本質を昔から知ってるというなら、いささか直情的ではあるが決して道理のわからない人ではないってことも知ってるよね。一人より二>六左衛門も入れれば三人)の方がもっとうまくいくよ。でも、一人で全部背負おうとするのが政次なんだよね。

次回予告はまたしても不穏なムードでしたが、サブタイトルが「ゴジラ対メカゴジラ」みたいなんですが。重苦しい回じゃないってこと?