明日の雲ゆき

最近は大河ドラマの感想ばかりです。

町内会はしんどい その2

 以前に書いたこの話の続き。

町内会はしんどい - 明日はどっちだ

 

 来年度へ引き継ぎの時期がやってきた。当地の町内会はホントに面倒くさい町内会だが、そこから逃げてしまったら文句を言う権利もない、と思ってぐっと堪えてやってきた。やっと面倒くさいことから解放されてヒャッホーではあるが、次の人が決まらないと単純に喜ぶことはできない。が「今度からマンションの部屋の並びに従ってふつーに順繰りに役員やったらどうでしょう」という提案と共にお隣に引き継ぎの話を持っていったら、快諾して頂いた。聞くところによるとこのマンションも昔は決まった順番があったらしいので、元のやり方に戻すということになる。

 これをウチとお隣だけの話で済ましては意味なし、他のお宅にも同じことを伝えなくちゃいけない。で、部屋の並び順どおりの順番表と「おまいがめんどくさーと思うことは、みんなめんどいこと。今は町内会ガン無視したところで、どうにもならない。馴れ合わなくていいから最低限やることはやろうぜ。社会人としての義理だけは果たそうや、ヨロシク」というような意味のことを砂糖どっさりでコーティングしオブラート30枚くらいで包んだ文章とをセットにして、全戸(といっても小規模マンションなので大した数ではない)の郵便受けに配ってみた。単に面倒くさいことから逃げたいという事ではなく、本当にどうしても出来ない事情のある人もいるだろうから、そこらへんの配慮をしたルール的なものも書いた。なんか言ってくる人いるかなー。多分、いないような気がする。

 別に義憤にかられてこんな事をやってる訳じゃなく、役員の引き受け手がいないことで怒りが溜まっている方の愚痴を聞くのがいい加減しんどかったのと、何も言わないで大人しくしていたら三、四年のうちに再び押し付けられそうな予感がしたから。こういう面倒くさいことって一度引き受けるとまわりから「いい人」認定されて、貧乏くじ引くことになるんだよね。それに今年度はイレギュラーな案件が一つあって、通常の1.5倍くらいの面倒くささだったと思うので、最後にちょっとくらい主張しても許されるかなと思っているんだが、陰で「なんだコイツ」と思う人もいるかもね。あーー、いろいろ考えていたら、本気で面倒くさくなってきた。母親が亡くなったら、この部屋売り払って全然知らない土地に行きたいぞ。っていうか、大して長くもないこの文章の中に、何度「面倒くさい」という言葉を書いたんだろう。