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明日の雲ゆき

目標は後悔しない日々を送ること

おんな城主直虎/第16回 感想

気がつくといつの間にか勢力図というか、人の心が変わりつつあるのに、わかってないのが殿だけになってしまいそう。

  • 中野は以前に写経の件で直由が政次に対して「かわいいところもあるではないか」と言ったぐらいなので、直之も同じように自分の目で見た政次を受け入れるのだろう。
  • 六左は考えてみればなつの兄上だった。なつが政次を肯定的に見るなら六左も同様であっても不思議じゃない。
    政次が雑巾で六左の顔を拭いて頭に乗せるシーン、真面目な顔して悪ノリしすぎだが、そういうことをやっても大丈夫な関係性になっているともいえるか。
  • そしてしの。「あまり噛み付いていると頼りをなくす」という政次の言葉を虎松の手習いの一件で受け入れた。嫌々ながらでも、政次の言うことに従ってみた、というのはすごい進展じゃないか。
  • 翻って、直虎が政次を拒否する様子は、ほとんど子供の喧嘩レベルになってきました。
  • 「噂を広めてくれたら今日のお代は要らない」という方久。この場面を見てたら、単純な損得で裏切ることはなさそうな気がしてきた。万が一、手切れがあるとしたら、直虎が真っ当な銭の犬でなくなる(お金の力を軽んじる)時だけじゃないかと。

トーリーとは関係ないですが、私の愛用している100均ハギレのラベルには浜松市の会社が記されています。
綿100%か、綿にポリエステルやポリウレタン少々の混紡で日本製と表記。湯のし前の「きばた」もあるので、多分工場の残反を1m前後に裁断したものじゃないかなと想像してます。意外なところに歴史を感じました。

おんな城主直虎/第15回 感想

色々ありましたが、個人的にはなつさん尊い、に尽きました。

  • しの「自分の言うことは誰も聞かない」って、自覚あったのね。切ない。妹の方は夫に愛されていたし、出来る女子だし……。長女としても正室としても厳しいことばっかりだわ。だからと言って、仏頂面でいて良い訳はないけど。しのにも何かステージが上がる機会があるといいなぁ。
    と書いていたら
    今後、直親の隠し子騒動があることを思い出した(どこかの予告編で見たような)。ここらへんで何かどうにかならないだろうか。
  • なつがとうとう義兄上の意図に気がついた! これで政次は不憫なままで終わらないこと確定、でよさそうですね。
    和尚様はやはり最初からお見通しでした。傑山も分かっていそう。厠に付いていく云々のあたり、大げさというか不自然な感じだったのは、政次を疑っている芝居をしているからかな、と。
    政次は誰にも自分の意図を知られていないと思っていそう。悪人ぶっていながら、実はお寺関係者には本心バレバレとか、なんか可愛いじゃないか。
  • 直之・無双。直親のお伴をしてたら、もしかして歴史が変わったんじゃないか。
  • 寿桂尼と直虎の対決がメインかと思いきや、最後の数分だけだったが、清々しく終わった。寿桂尼は立場を抜きにすれば、多分おとわみたいな娘は嫌いではないんだろう。

次回のサブタイトル、放送を見てたときは、綿花栽培するんだーと素直に思っただけでした。が、音にするとすごい脱力もののダジャレでした。

おんな城主直虎/第14回 感想

 こんなに前向きな感じで終わった回はなかったのではないでしょうか。

  • だが、しのは相変わらず。祐椿尼への対応もあんまりで、正室の役割も井伊の未来も何にも考えてなさそう。直虎、直親との三角関係についてはしのに同情する。が、母がこんな情けない有様では、虎松がかわいそうとは思わないのか。
  • 方久をどこまで信じられるか問題。直虎は「目の前の借金より、先々まで考えろ」と百姓たちに言った。
    瀬戸と祝田は方久の所領になったから、きちんと年貢が取れるように百姓の面倒を見る。褒美の金で魚を買ってわらしべ長者よろしく解死人から成り上がった男だから、目先の小金より10年20年先の富を取るだろう。ってことで方久に良心があろうがなかろうが、信用は案外できるんじゃないかと思う。直虎が方久の善意は信用してなくても、金への嗅覚は信用してるところは現実的でよかった。
  • 六左衛門が仲間になった!
  • 最後のシーン、政次と禰宜のやり取り「知っておる、昔から」の微妙な間に萌えたのは当然のこととして……
    政次に言いたい! 政の苦労を経験した直虎なら、最初からきちんと説明すれば分かってくれるよ。直虎の本質を昔から知ってるというなら、いささか直情的ではあるが決して道理のわからない人ではないってことも知ってるよね。一人より二>六左衛門も入れれば三人)の方がもっとうまくいくよ。でも、一人で全部背負おうとするのが政次なんだよね。

次回予告はまたしても不穏なムードでしたが、サブタイトルが「ゴジラ対メカゴジラ」みたいなんですが。重苦しい回じゃないってこと?

おんな城主直虎/第13回 感想

雰囲気が明るくなって、笑えるところもあって、やっと一息つけました。
直虎はっきり言って頼りない城主だけど、変化を恐れないところがとても快いです。

  • 家臣団(と言えるほど人数いないないが)も次世代に。子世代は政に多少は関わっていたかもしれないが、 核心(借金まみれな件)については知らなかったのか。親世代は戦に出る前に、ここらへんについて何も引き継ぎしなかったなら、脳筋と言われても仕方ないような。せっかく先週、株を上げたのにな……。
  • 城主として直虎の強みは百姓たちの竜宮小僧をやってたこと。家臣たちより領民の暮らしを理解してるはず。しかし、百姓のお母さんに心配されるほど酒飲んでたのか。井戸のところで一人酒にとどまらず、道端で大虎になってた、とか?
  • 中野直之はワンコみたい。文句があってもうるさくても、陰口でなくはっきり物を言うところは良いなあと思う。父も小野が気に入らないとき本人目の前にして怒鳴ったり、写経の一件ではやはり直接「可愛いところがあるではないか」と言ってみたり、そういう血統なんだな。
  • 奥山六左衛門次男だったのに、当主をやらざるをえない状況になってしまい迷走中、って感じでしょうか。
  • 瀬戸方久は最後まで味方でいてくれるのか。
  • 今川に付いたふりをして何やら色々と考えてそうな政次。寿桂尼と命がけの知恵比べ。バレたら問答無用の成敗エンド。でも昔のように周囲の好感度など気にしてないと思われるので、これはこれで良いのかもしれない。

先週の次郎法師は、実のところあまり好きになれなかったのです。いくら元は井伊の姫だったとはいえ俗世と縁を切って長い時を過ごした身なのに、この後に及んでも当主の正室の神経を逆なでするわ、感情垂れ流しで昊天さんの槍をぶっ壊すわ。直親への思いをぐっとこらえて、しのをいたわり、誰もいないところで子供に戻ったように大泣きする、とかだったら次郎に思い入れできたかも。でもそれでは、おとわではなくなってしまうでしょうか。かと言ってしのも出来た正室ではないからなあ。
今週の直虎は好感度アップしました。いい意味であのくらい鈍感でないと、貧乏城主なんてやってられないよね。

戦国時代のゲームは色々あるけど、このドラマをゲームにするとしたら戦国経営SLG。後継がいなくなって一人残された姫様が領地経営をするといえば、まんま「パレドゥレーヌ」じゃないですか。このゲーム、恋愛エンドもあるから乙女ゲーのように見えて内容は領地経営がメインで、甘さも苦さもグロさも入った正しい意味でのお姫様シミュレーションゲームです。パレドゥレーヌの主人公には味方がいましたが、直虎は家臣との友好度を上げるところから始めないといけない。これはなかなかのハードモードですわ。

8インチタブレット、なかなか便利です

タブレット用のへそくりが目標金額達成したので、買いました。
もともとはiPad mini4にするつもりでしたが「どうしてもiPadじゃなきゃできないことをしたいわけじゃないんだった」と思い至り、ASUSZenPad S8.0にしました。バリバリ絵を描きたいなら、やはりiPadでしょうけど、きっと落書きくらいしか描かないだろうし、Androidにすっかり慣れちゃったし。パソコンはMac一択なんですけどね。

www.asus.com

見た目はやけにiPad miniに似てます。スペックもだいたい似たようなもの。2015年発売の機種ですが、お手頃価格でAndroid6.0にアップデートできるってことで、選びました。(ファームウェアの更新は自動だったが、OSアップデートは自動ではなかった。手動でファイルをダウンロードし、そのファイルを一番上の階層に移動させなくてはならない。ちょっと面倒。)

電子書籍を読む、googleドキュメントを使う、の2つが主な目的でした。だが、意外にも良かったのがゲーム機としての使い勝手です。携帯ゲーム機としては画面大きめで、重さは同じくらい。画面大きいと何が良いって、文字が読みやすいこと。スマホではゴマ粒のような字だったのが8ポイントくらいの大きさで表示されました。あまりの文字の小ささに諦めていた「歪みの国のアリス」のリメイク版が、これでプレイできます。

あとはファイアーエムブレム ヒーローズも始めました。こんなにぬるいゲームがファイアーエムブレムでいいのか、と思わないでもないですが、弓でペガサスナイトがあっさり堕ちるところはやっぱりFEでした。

おんな城主直虎/第12回 感想

れいさっぱり誰もいなくなってしまいました。残ったのは女子と坊主だけでした。
虎松の後見ですが、残った人々の中では、もしかして千賀母上が一番適任なのではないだろうか。

  • 直親と従者の亡骸を前に、しのは八つ当たり的に次郎のせいにし次郎は自虐状態。しのが次郎を責めるのは間違っていないけど、方向が違う。但馬を成敗しなかったことではなく、謎の行者を和尚様に照会もせず、偽書状を直親に届けてしまったことが責められるべき点だ。そして他の人も含めて、悲しんだり嘆いたりするだけで、誰もなぜこうなったのか本当のところは考えない。これが同じ失敗を何度も繰り返す井伊の遺伝子なのか。悲しいシーンだけど、なんとなく醒めた目で(特に次郎を)見てしまった。
  • 「夫の体に触るな」というしのの気持ちはわかる。あの場で一番悲しんでいいのは決して次郎ではない。今回ばかりは、次郎よりしのの味方です。
  • 帰還した政次を前にした、千賀母上の威厳。直虎を名乗った場面の次郎の目力の強さ。小野だけでなく、こちらも親子だなあと思った。
  • ご隠居様、中野さん、新野さんナレ死。あまりにもあっさりしていて、侘しさがいや増す。みんな馬に乗りまっすぐ前を見据えて進む姿がかっこよかった。
  • 昊天さんも昊天さんの槍もかわいそう。みごとにポッキリ折れた。ああいうのって直るのかな。学問の合間に大事な槍の手入れをする昊天さんを妄想すると萌える。
  • と、いろいろあったが、今川館で氏真の近くに控えて笑う政次に全部持っていかれてしまった。
    前回は暗闇の中、己の不甲斐なさに顔歪め涙を流していたのに、本当に井伊を守るために腹をくくったんだな。どれだけの葛藤の末に父と同じ道を行くと決断したのか。そしてたった一人で策を巡らし今川家中を動かした。表情は殺しているけど、心は殺していない。フォアググラウンドは今川の家来だが、バックグラウンドで鶴の心は生きている。井戸の前で「直親が下手を打ったのだ」と乾いた口調で次郎に言ったところでそう感じた。
    下手を打ったという言葉は直親だけでなく政次にもかかっている。偽書状を受け取って元康と面会しようとする直親を止め切れなかった。直親から相談を受けたとき、熱意に押されるように同意してしまった甘さを繰り返すまいとして、次郎にきつい物言いをしてる気がする。
    和尚様くらいは政次の真意に気づいてくれないものだろうか。

もう政次を不憫だとか思うのはやめたい。武士が自分で決めて歩む道に対して哀れむような言葉は不遜だ。この先、一切味方のいない中どうやって本懐を遂げるのか、ただ見守るのみです。

おんな城主直虎/第11回 感想

直親の命と直親を切り捨てて井伊を残す道、どちらかを選べと言われたら、裏切り者と謗られても井伊を選ぶしかないじゃないですか。
政次自身に子供がいたら、その子がまた自分と同じ人生を歩むのかと思ったら裏切り者の道を選べなかったかもしれません。史実と変えて独身で家族なし設定はこのためかな、と思いました。

  • 直親と政次のコンビだけで事を進めるには、どうあがいても経験値が足りない。もし和泉守が生きてたら、と思わずにいられなかった。ハッタリやしたたかさを伝授すべき人材や世代が井伊家中にいない。
  • 寿桂尼に詰め寄られて、表情が歪んでゆく政次が辛すぎる。あの場に新野左馬助も一緒だったら一人で背負いこまなくてもよかったのにな。
  • 次郎と直親の抱擁シーン、今生の別れだからこそ、たった一つの美しい思い出をいとおしんだという場面だったのね。予告を見て不穏だ、とか思って悪かった。クズなのは直親ではなく、下衆な想像しかできなかった私でした。
  • 佐名様も優しげな表情で、最期に瀬名に呪いをかけてしまった。佐名様は娘を縛るつもりではなく「好きに生きていいのよ」という思いで言ったように感じたけど、受け取る瀬名の方が精神的に切羽詰まってるから。

今後の政次ですが、単に闇落ちとかじゃなく「樅の木は残った」の原田甲斐のようだったらいいな。最後の最後におとわに真意が伝わってたら、清々しく笑って死んでいきそうな気がする……って妄想してるだけで哀しくなってきた。